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アコーディオン





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アコーディオン


accordion(英) Handharmonika; Ziehharmonika(独) accordéon(仏) fisarmonica(伊)

手でふいごを操作するリード・オルガン属の楽器。手風琴ともいう。胸につるして演奏する大きさで、奏者の右手は四角の蛇腹すなわちふいごの一端に備わる鍵盤とスイッチ、左手には反対側でふいごを動かしながらボタンとスイッチを操作する。鍵盤は普通41盤以下。
鍵盤で操作する自由簧は3列または4列あり、列ごとに音色が異なるので、スイッチによって適当に結合されてさまざまな変化が得られる。左手のボタンは低音と和音を受け持ち、大きい楽器は20個7列からなる。第1‐3列は単音のバス、第4‐7列はそれぞれ長、短、属七、減七の和音が出るようになっている。

最初のアコーディオンは1822年にベルリンのフリードリッヒ・ブッシュマン(Friedrich Buschmann)によって発明され、「ハンド・エリオーネ」と呼ばれた。近代的な10ボタンアコーディオンは1829年にウィーンのシリル・デミアン(Cyrillus Damian)が考案したもので、全音階(メジャースケールの7音)を持ち、単一のキーのみで演奏された。「アコーディオン」とはこのデミアンによる命名であり、「和音」を意味する「accord」に「器」を意味するギリシャ語の接尾語を組み合わせたものである。これらのアコーディオンは現在も演奏されており、ケージャン・アコーディオン(Cajun accordions)、メロディオン(melodeons)、ワン・ロウ(one-row)、ダイアトニック・アコーディオン(diatonic accordions)など多くの呼び方がある。
初期のものは右手もボタンだったが、1852年にパリのブトンが右手を鍵盤式に直して、演奏が非常に容易になった。鍵盤式をピアノ・アコーディオンといったが、1920年ごろからそれが普及して、現在ではアコーディオンといえば、ピアノ・アコーディオンのことである。




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